【サッカーネタ】懲りずに今度はスペイン・リーガエスパニョーラの順位予想をしてみます。

前回アップしましたプレミアリーグの順位予想の記事、意外にPV数が多く、ちょっとびっくりしました。(税金関係の記事より多い、、、泣)

そこで勢いに乗って、今回は私がほかにフォローしているスペイン・リーガエスパニョーラの2019-2020シーズン順位予想をしてみます。

予想

まずは、今シーズン参戦するチームを見てみます。

リーガエスパニョーラ2019-2020シーズン エントリーチーム

アスレティック・ビルバオ

アトレティコ・マドリー

バルセロナ ※前シーズン優勝

セルタ・デ・ヴィーゴ

アラベス

エイバル

エスパニョール

ヘタフェ

グラナダ ※昇格

レガネス

レバンテ

マジョルカ ※昇格

オサスナ ※昇格

ベティス

レアル・マドリー

レアル・ソシエダ

バジャドリー

セビージャ

バレンシア

ビジャレアル

以上20チームが、今週末から来年5月までの長いシーズンを戦います。

前回のプレミアリーグの予想と同様に、

・優勝チーム

・来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権が与えられる2位から4位までのチーム

・来シーズン2部リーグに降格する3チーム

を予想してみます。

優勝チーム

バルセロナ

過去5シーズンの上位4チームをまとめました。

前回取り上げたプレミアリーグ以上に上位は固定されていますね。特に3位までは、アトレティコ・マドリー、バルセロナ、レアル・マドリーの”3強”の順位入れ替え戦の様相を呈しており、今シーズンも戦力的に他の17チームを凌駕していますので、同様の展開が濃厚とみてよさそうです。

そのなかで、優勝候補としたいのはバルセロナ。移籍市場では、グリーズマン、デ・ヨング、ジュニオール、ネトと即戦力級の選手を獲得。特にグリーズマンの獲得は、良くも悪くもメッシ頼みだった戦術に柔軟性をもたらすのではないでしょうか。コウチーニョ、ラキティッチに移籍の可能性がありますが、デ・ヨング、アルトゥール、下部組織出身のアレーニャやプッチなど若手有望株の積極起用でダメージは軽減されそう、というか、フレッシュでモチベーション溢れる若い選手達によってチームは活性化し、前シーズン以上にチーム力がアップするでのないかと思えるくらいです。ここに噂されるネイマールが加われば、リーグだけでなく、国内のカップ戦、チャンピオンズリーグ含めた3冠達成も射程圏に入ってくるでしょう。

※追記(2019/9/2)
ヨーロッパの移籍市場がクローズとなり、ネイマールはパリ・サンジェルマン残留が確定しました。

CL出場権獲得チーム(2位~4位)

アトレティコ・マドリー

レアル・マドリー

ビジャレアル

アトレティコ・マドリーは、グリーズマンを筆頭にゴディン、フェリペ・ルイスなどこれまで主力として支えてきた選手が一斉に退団。若い選手を獲得して、世代交代を図ろうとしています。ジョアン・フェリックスという超逸材を迎え入れ、テストマッチとはいえ、レアル・マドリーを7-3で粉砕したように、攻撃力はもしかしたら前シーズン以上かもしれません。問題は主力選手が一気に抜けたディフェンス。前シーズンも最少失点だったように、強固なディフェンスがここ数シーズンの”売り”でした。守備の綻びは、下位相手からの勝ち点取りこぼし→優勝争いからの早々の脱落といった事態に繋がりかねませんので、再構成されるディフェンスの整備にどれくらいの時間がかかるかに今シーズンの命運が左右されるのではないでしょうか。

レアル・マドリーは、前シーズン開幕前にクリスチアーノ・ロナウドが去って以来、不安定な状態です。アザールを始め実力のある選手を獲得し、チャンピオンズリーグを3連覇したときの主力選手の多くが残っていますが、なんとなくチームには停滞感が漂っているような気がします。そのうえ、ベイルやハメス・ロドリゲスなど戦力外を通告された選手が残留濃厚になってきており、不満分子化しチームにさらなる悪影響をもたらしかねません。ポグバやエリクセンといった噂される大物を獲得したとしても、バルセロナやアトレティコに比肩するまでのレベルに到達できるのか?どのコンペティションでもそこそこの結果は残しそうですが、タイトル獲得は難しいとみます。

4位争いは、熾烈を極める予感がします。

純粋な戦力比較でいくとバレンシアVSセビージャと思いますが、前者は組織内部のゴタゴタ、後者は選手の入れ替えの激しさと新監督の手腕に疑問符が付きます。そうなるとその他のチームにもチャンスはありそうで、注目したいのはビジャレアル。ディフェンスにアルビオル、アルベルト・モレーノとビッグマッチの経験が豊富な選手を獲得。中盤もカソルラ、マヌ・トリゲロスとアシスト能力に長けたテクニシャンがおり、あとは、前シーズン不調に喘いだエースのジェラール・モレーノが本来の決定力を発揮してくれれば、久しぶりのCL出場権獲得も夢ではありません。

降格チーム(18位~20位)

マジョルカ

バジャドリー

ヘタフェ

過去5シーズンの降格チームです。

色塗りのチームは、その年に2部リーグから昇格したチームです。プレミアリーグほどではありませんが、1シーズン平均1チームは即降格の憂き目に遭っています。その一方で、ヘタフェ、デポルティーボ、マラガといった1部リーグで実績のあるチームが降格をしています。さらに数シーズン前まで遡ると、レアル・ソシエダ、ベティス、ビジャレアルといった現在1部リーグでは常連のチームも降格を経験していたりします。どんなにいい選手をそろえていたとしても、ちょっと歯車が狂うと地獄へ真っ逆さまになりかねない、それくらい厳しいリーグで、3強以外はすべてのチームに降格の可能性があると思ってもよいくらいかもしれません。

マジョルカは、今シーズン昇格をしてきました。ただ、財政面が苦しく、1部リーグで実績のある選手の補強ができておらず、2部リーグ仕様のままでこの厳しいリーグを戦わざるをえないようです。さすがにこの状況では残留は難しいか。

バジャドリーは、前シーズンなんとか残留を果たしましたが、得点数は全20チーム中最少でした。貧打解消のため、元バルセロナのサンドロを獲得しましたが、ここ数シーズンは結果を出せておらず、期待度は未知数です。レアル・マドリーからウクライナ代表のGKルニンを獲得し、ディフェンスは若干強化された感はありますが、サッカーは点を取るスポーツ。点が取れなければ試合には勝てないので、サンドロの復活、または他の即戦力(久保建英選手?)獲得がなければ、1部リーグにお別れを告げることになるでしょう。

前シーズン5位のヘタフェを降格候補として挙げるのは少々勇気がいりました。しかし、今シーズンはリーグ戦と並行してヨーロッパのカップ戦も戦います。チームの特性として、ハードワーク(1試合通じて攻守に走り回るサッカー)をベースにした戦い方を採っているので、スケジュールがタイトになるに従い、疲労が蓄積されてくるはずです。バルセロナのように控えにも代表クラスを抱えるようなチームならいざしらず、もともと選手層は厚くないので、主力選手が満足な休息をとれず、ハードワークの鋭さが失われ、やりたいサッカーができずに成績がずるずると降下、、、と、よくあるパターンにヘタフェもはまってしまうのではないかと思います。

セルタは何位?

セルタ・デ・ヴィーゴは、私のお気に入りのチームです。

一時期、香川真司選手が移籍するかもと噂になりましたが(結局、サラゴサへ移籍)、そのニュース以外では日本ではほとんど取り上げられることはないでしょう。

1990年代後半、今のバルセロナのようにリズミカルなパスワークでゴールを狙うスタイルで戦い、リーグでもヨーロッパのカップ戦でも結果を残しました。私はその美しいサッカーに魅了され、セルタを追いかけるようになりました。が、2000年代に入ってからは、選手が引き抜かれたり、財政面で厳しくなったりして、成績は乱高下し、現在は中位から下位が定位置のチームになってしまいました。

イアゴ・アスパスというローカルスターを抱え、また、サンティ・ミナ、ブライム・メンデス、デニス・スアレスと下部組織出身のテクニックのある選手をそろえ、攻撃面はある程度の計算ができます。しかし、ディフェンス面の補強がうまくいっておらず、点は取るけど失点も重ねる、という前シーズンの悪癖が解消されないままのシーズンイン。残留争いに巻き込まれる気配がプンプンしていますが、最終的には13位くらいで残留はしてくれるのではと思って(期待して)います。

今回のまとめ

前回と今回、趣味のサッカーの話なので、ざっくばらんに書こうかなと思ったのですが、表まで駆使してかなり気合の入れた記事となってしまいました。

予想の方はあくまでシロウトの予想なので、あまり真剣に受け止めていただかないほうがよいかもしれませんが、(よし税理士はほんとうにサッカーが好きなんだ)ということを前回と今回の記事から感じ取っていただければ嬉しいかぎりです。

ジル観察日記 ※番外編※

ジルの妹(姉かもしれません)に会ってきました。

毛は短くて、体格も女の子らしく小柄ですけど、顔つきはやはり似てますね。