5月31日は仕事納めの日と同じくらいの解放感を感じる日です。

5月31日、今年はプレミアムフライデー(もう死語?)だそうですが、それを除けばごくありふれた通常の平日。

でも、私にとっては、仕事納めの日と同じくらい解放感を感じる日です。

※画像は、私が焼いたオレオチーズケーキ。お腹がすいたので、なんとなく載せました。

日本は3月決算法人が多い

国税庁が、平成29年4月1日から平成30年3月31日までの間に事業年度が終了した内国普通法人で申告実績のある法人等を調査対象に発表した統計では、合計約270万社のうち、3月決算法人は約51万社と全体の約19%を占めます。

次に多い12月決算法人が約27万社(約10%)なので、ほぼタブルスコア。如何に3月決算法人が多いかおわかりいただけるのではないでしょうか。

そんな3月決算法人ですが、申告・納付期限は5月31日です。つまり、法人の決算作業を行う時期としては、5月が年間で一番のピークになるのです。

※国税庁の統計をグラフ化すると↑こんな感じです。3月の突出ぶりがすごい。

前年の年末から続いた繁忙シーズンが終わる日でもある

税理士業界は、前年の11月くらいから年末調整の準備が始まり、

12月:年末調整

1月 :法定調書合計表や給与支払報告書、償却資産申告書の提出

2月、3月:12月決算法人の申告、個人の確定申告

4月、5月:3月決算法人の申告

と月次ルーティンワーク以外の業務が集中します。この期間が、世間一般で言う「繁忙期」で、税理士業界の悪評として耳にする連日終電や毎週土日出勤が発生するのも大体この時期です。(そこまでして量はこなせても質はどうなんだろうと思いますが。。。)

5月31日は、そんな繁忙期の終末日でもあるのです。

今回のまとめ

私自身は、締切直前にバタバタしないように前倒しで作業はして、今週前半には申告を完了していたのですが、それでも不測の事態が生じて何か起きるのではないと落ち着かない気分でした。ただ、この記事を書いている現在18:30、特に何も起きていないので、このまま無事解放されそうです。

とはいえ、6月に入ったら

「イエーーイ!!これからはバカンスだぜい!!!!」

といった感じでありません。

月次のルーティンワークがありますし、また、他の月に決算を迎える法人の申告もあります。研修やセミナーの受講も考えています。そして、おざなりになっていたホームページ作成にも時間を割きたいですし、やること・やりたいことはたくさんあります。

こうして考えてみると、本当に解放感を感じるのは、税理士を辞める日なのかもしれませんね。

ジル観察日記

「あの~、よだれがついてますが、、、」